【日本小4道德】8#包袱布
風(fēng)呂敷(包袱布)
村岡 節(jié)子(むらおか せつこ)
夏のある日、私は、素?cái)长胜猡韦虬k見しました。
(某個(gè)夏日,我發(fā)現(xiàn)了一樣很棒的東西。)
お母さんに頼まれて、タンスを開けた時(shí)のことでした。小さなタオルやハンカチの下に、とても綺麗な布がありました。そっと取り出して広げてみると、一面に桜の花が描かれていて、まるで花びらが舞っているようでした。
(母親讓我打開衣櫥的時(shí)候。我看到小毛巾和手帕下面,有一塊很漂亮的布。我輕輕地將其取出展開后,看到上面畫滿了櫻花,就好似花瓣在飛舞一樣。)
私は、スカーフなのかなと思いました。お母さんに尋ねてみると、「それは、日本に昔から伝わる、友禪染めと言う方法で染めてある風(fēng)呂敷なのよ?!工取⒔踏à皮欷蓼筏?。
(我認(rèn)為可能是圍巾吧。問了一下母親后,她告訴我:“這是用日本從古流傳至今的友禪印染法所染出來的包袱布?!?/span>)
「ふうん、とても綺麗ね。」
(“是嗎,好漂亮啊。”)
私は、そばにあった本を二、三冊(cè)、包んでみました。布地が柔らかいので、本の形をそのままに上手く包むことが出來ました。そして、下からそっと手を添えて抱えてみました。
(我試著將一旁的兩三冊(cè)書包了起來。布料很柔軟,所以能很好地將書的形狀直接包了出來。然后,我輕輕將手托在下面抱著書。)
「お母さん、風(fēng)呂敷で包むと、中のものが、大事なもののような気がするの、不思議ね?!?/p>
(“媽媽,用包袱布包起來后,就感覺里面的東西很重要,好不可思議?!?/span>)
お母さんは、にこにこ笑って、「風(fēng)呂敷を持って、ちょっと臺(tái)所に來てご覧?!工?、私に言いながら、色々なものをテーブルの上に出しました。
(母親笑道:“拿著包袱布來廚房看看?!比缓笏龑⒏鞣N各樣的東西拿到了桌子上。)
お母さんの実演會(huì)が始まりました。
(母親的演出開始了。)
最初に重箱を包んで見せてくれました。重箱の蓋を開かず、しっかりと包まれています。次に、大きな瓶を包んで見せてくれました。
(最初她將多層飯盒包給我看。不打開多層飯盒的蓋子,被牢牢地包著。接著,她將大瓶子包給我看。)
「瓶の形のまま包むことが出來て、とても持ちやすいわ?!?/p>
(“能直接包出瓶子的形狀,拿起來非常方便?!?/span>)
その次は、スイカです。
(緊接著是西瓜。)
「わあ、すごい!」
(“哇,好厲害!”)
思わず、聲をあげてしまいました。大きくて真ん丸いスイカが、何とすっぽりと包まれているのです。
(我不禁抬高了聲音。又圓又大的西瓜竟然被整個(gè)包住了。)
「風(fēng)呂敷の角と角を結(jié)ぶと、ほら、二人で持つことも出來るでしょ?!?/p>
(“將包袱布的兩角系起來后,看,能兩個(gè)人拿了吧?”)
お母さんは、一方の端を私に持たせてくれました。スイカは軽々と持ち上がりました。
(母親將一端讓我拿著。西瓜輕而易舉地就拿了起來。)
私は、一枚の風(fēng)呂敷がこんなに色々と使えることを知りませんでした。風(fēng)呂敷は、ものの形により包み方を変えれば、どんな形のものでも包んでしまうのです。小さく折り畳んでしまうことも出來、肩や膝にかけたりすることも出來ます。
(我不知道一塊包袱布能有那么多的用途。包袱布根據(jù)東西的形狀改變包法的話,就能夠包起任何形狀的東西。也能夠折疊得很小,還能披在肩膀和膝上。)
私は、一枚の風(fēng)呂敷が、魔法の布のように思えて仕方がありませんでした。その時(shí)、お母さんが、「風(fēng)呂敷はもともと、お風(fēng)呂屋さんに行く時(shí)に、著ていたものを包んだり、著物を著る時(shí)に床に敷いたりしたから、風(fēng)呂敷と呼ばれるようになったの。昔から便利に使っていたのよ?!工?、教えてくれました。
(我認(rèn)為一塊包袱布就像是魔法的布一樣。這時(shí),母親告訴我道:“包袱布原本是去澡堂時(shí)包衣服的,或是穿和服時(shí)鋪在地板上,因此被叫作包袱布。從古至今一直用起來很方便。”)
こんな素?cái)长曙L(fēng)呂敷を、私も使ってみたくなりました。風(fēng)呂敷の他にも、日本の古いもののよさを知って、使っていけたらいいなと思いました。
(我也想用用看如此棒的包袱布了。除了包袱布,我還想知道日本其它的古老事物的優(yōu)點(diǎn),然后能用用看的話就好了。)

