――今年7月に卒業(yè)を発表しましたね。

荻野　活動をしていくなかで、後輩のメンバーが懸命に頑張っている姿を見る機(jī)會が増えました。シングル『シャーベットピンク』では藤崎未夢ちゃんが、最新シングル『Awesome』では小越春花ちゃんがセンターに立っています。センターだけじゃなく、1期生よりも2期生が前に立つこともあります。そんな今、「卒業(yè)するにはいいタイミングかも」と感じました。

もうひとつの理由は両親からの言葉です。以前は、私が卒業(yè)を考えていたとしても、「もうちょっと頑張りなさい」と言ってくれていたのに、去年の秋か冬には、「もうじゅうぶん頑張ったよね」と言われるようになりました。両親は、娘がアイドルをしている姿を見るのが大好きだったんです。私もその思いに応えたくて活動を続けてきました。でも、その両親が「もうじゅうぶん頑張ったよね」と言ってくれたことで心が楽になりました。後輩も頑張っているし、1期生のみんなも先輩らしく振る舞っている。私もアイドルとして目標(biāo)としていたことはほとんど葉えることができました。そろそろかなって、自然と思うようになりました。

――自身の年齢（現(xiàn)在22歳）は関係していますか？

荻野　私は、年齢のことはあまり気にしていなくて。ゆきりん（柏木由紀(jì)）さんみたいに、アイドルは30歳になって続けてもいいと思っています。

――誰かに相談はしましたか？

荻野　西潟茉莉奈ちゃんには1年以上前から相談していました。中井りかちゃんには卒業(yè)発表をする少し前にカレーを食べながら、卒業(yè)発表の報告をしました。

でも、発表の當(dāng)日、メンバーには勘づかれていました。私は気合いを入れる時にポニーテールをするんですけど、その日も公演前にポニーテールをしようとしていました。でも、衣裝の帽子をうまくかぶれないから、途中で三つあみに変えたんです。そんな時に後輩の佐藤海里ちゃんがやって來て、「今日、嫌な発表しないですよね？　なんかそんな予感がするんです」と聞いてきました。すると、橫にいた三村妃乃ちゃんが「大丈夫。今日のゆかさんはポニーテールじゃないから何も発表しないはずだよ」って。後輩には匂わせていないのに、よく分かるなってビックリしました。

――発表の瞬間は緊張しましたか？

荻野　しました！　「私、荻野由佳は～」と発表したんですけど、公演が終わってから山田野絵ちゃんに、「唇がめっちゃ震えてたよ」と言われて。選抜総選挙のスピーチよりも緊張しました。卒業(yè)発表って1回しかできませんから。

――約6年半のアイドル人生でしたが、締めくくりとして卒業(yè)コンサート（10月30日＠新潟県?朱鷺メッセ）が決まりました。

荻野　決めてくださったスタッフさんには、頭が上がりません。NGT48 にとって朱鷺メッセは目標(biāo)の場所です。3年前、北原里英さんが卒業(yè)コンサートをしてからは立つ機(jī)會がありませんでした。2期生はその経験もないから、先輩として彼女たちにも立たせてあげたいと思っていました。決まったことでメンバー一同喜んでいます。

――セットリストは？

荻野　私と演出家さんとで考えました。思い出を詰めたブロック、メッセージを込めたブロック……“今までの私”を表したコンサートになると思います。

――今月5日にはファースト寫真集も発売されました。

荻野　東京と新潟で撮りました。新潟での撮影場所は、私が行ってみたいと提案させていただいたところになりました。新潟で通っているお壽司屋さん、ずっと行きたかった溫泉にも行けたし、新潟らしく雪まみれになって撮ることもできました。もうやり殘したことはありません(笑)。

――アイドルになる前に憧れていたことがすべて葉ったのでは？

荻野　葉えてくださったのは、ファンの方々の力が大きいです。選抜総選挙で選抜入りできたのは、完全にファンの方のパワーによるものです。選抜で過ごした時間は夢のようでした。テレビで見ていた先輩方と連絡(luò)先を交換できるようになるとは、想像もしていませんでした。

――一番楽しかった思い出は？

荻野　NGT48の合宿です！　お披露目の前に10日間の合宿があって、初期メンバーと毎日朝から晩までレッスンを積んでいました。そんな毎日を送っていると精神的に張りつめてくるじゃないですか。お披露目の前日か前々日、スタッフさんに言われるままバスに乗せられて。體力作りのために山で走らされるのかななんて思っていたら、バスは海辺に到著?！袱悉ぁⅳ撙螭胜钎些`ベキューです！」って言われて、みんな大喜びです。そこでみんなと打ち解けることができました。後ろ姿で手を上げてVサインしている、青春っぽい寫真を撮ったりして。鮮明な記憶として殘っています。

あとは、総選挙かな。ベッドの近くに総選挙のトロフィーを飾っているので、よくトロフィーと目が合うんです?！妇t選挙がなかったら、あれもできなかった。これもできなかったな」なんて思い出します。

――今のグループの狀態(tài)は？

荻野　先輩と後輩の間で変な遠(yuǎn)慮や距離がなくなりました。休みの日は2期生が1期生を誘って、遊ぶこともありますし、タメ口で話してくれる子もいます。私もそれを望んでいるので、嬉しいです。

――卒業(yè)後にしたいことは？

荻野　來るものを拒まず、何にでも挑戦したいです。今まで避けてきたお芝居もやってみたいですね。最近、同じホリプロの久保田磨希さんに演技レッスンを受けているので、いっぱい教えていただきたいです。

――卒業(yè)を前に、ファンの人に伝えたいことは？

荻野　「ありがとう」って伝えたいです。たくさんいるメンバーのなかから私を選んで、推してくれてありがとうって。心配かけたこともあるけど、私の活動は皆さんがいなかったら成り立ちませんでした。私のことを?qū)Oとか娘みたいに見てくれるんです。応援してくださるのが皆さんでよかったです。これからもよろしくお願いしますね！

2人　エモい！　覚えてます！

－初々しいです（笑い）。荻野さんの卒業(yè)が迫っています。事前に相談は

荻野　決斷する前ですが「卒業(yè)しようと思う」ということは、まだ誰にも話してない段階から毎日連絡(luò)を取っているので日常會話の流れの中で話していました。

西潟　最初に聞いた時は「もったいない」と思ったのが正直な感想です。グループの顔でもあるし、知名度もありますし、それに…自分が今後誰と一緒にいたらいいんだろうって（笑い）。

荻野　それ、ここ最近毎日言ってる（笑い）。

西潟　メークしていても、ご飯を食べるのもそばにいるんです。いつも「どこにいる？」って探すので（笑い）。

－「ヤッパニシオギダナァ」とファンからも言われていますが改めてお互いはどんな存在ですか

荻野　活動の相談だったりは他のメンバーとももちろんするんですけど、がたぴーはプライベートの話も、家族の話とかも何でも相談できます。隠し事も1つもないです！

－本當(dāng)ですか？（笑い）。

荻野　本當(dāng)です！（笑い）。私の中では「メンバー」というよりは「親友」です。

西潟　自分の中では「恩人」です。家族のような存在でもあります。

－2人は14年夏からの「バイトAKB」や、NGTに加入する翌15年の「第2回AKB48グループドラフト會議」で一緒でした

西潟　當(dāng)時はお互い年齢の近いメンバー同士と一緒にいたので、そこまで接點(diǎn)はありませんでした。一緒にいるというより、NGTに指名されて「一緒に新潟に來た！」という感じでした。

荻野　ドラフトで一緒に指名された時は気が合うのかな？　と思ってました（笑い）。新潟に「一緒に行って」、それが「一緒にいる」に変わって…。2人は本當(dāng)に考え方がいつも一緒なんです！

－これからも関係は続くと思いますが、エールを送ってください

西潟　まずは仲良くしてくれてありがとう！　由佳ちゃんは優(yōu)しい人。由佳ちゃんに優(yōu)しくされて、自分も優(yōu)しさを知ったというか、「優(yōu)しい人になりたい！」って思ったので…。幸せになってほしい！

荻野　そのままそっくり返すよ?。ㄕ栅煨Δぃ?。がたぴーって、他のメンバーにもそうなんですけど、“母”のような感じなんです。私が卒業(yè)しても一緒にラーメン、焼き肉、焼き鳥も食べて、ビールも一緒に飲んで…。そういう関係でいたい！

西潟　オジさんみたい（笑い）。

荻野　お互い家庭を持ったら、一緒にお出かけできる関係になりたい！

－將來の旦那さんは、それぞれに許可を得ないといけないかもしれません（笑い）

2人　「西荻コンビ」は永遠(yuǎn)です！